クエン酸

クエン酸と痛風

クエン酸が痛風に効果があるということは、よく言われることです。これはどういう仕組みでそうなるのか、ちょっと整理してみましょう。まず痛風の原因物質は尿酸です。尿酸は酸性ですから、アルカリ性のものによく溶けると言う性質があります。 クエン酸も酸性なので尿酸がクエン酸に溶けることはないのではと考えてしまいそうですが、クエン酸は分解されると血液はアルカリ性となります。そして血液がアルカリ性になると体の恒常性の関係から、尿もアルカリ性になるのです。これによって尿酸は尿に溶けて体外に排出されるということで、クエン酸を摂取することが痛風の尿酸値を下げるのに効果的であるという説明つきます。 ただし、痛風の原因は解明されていない部分が多く、たとえば尿酸値が急激にさがった場合でも 痛風の発作が起きることが知られていますので、クエン酸を沢山摂取して、尿酸値が急激に下がった場合は痛風の発作が起きることも考えられるということになりますので、クエン酸を過剰に信頼するにも注意が必要です。 それでも市販のクエン酸を水で薄めて飲んで、痛風の症状を落ち着かせている例も紹介されていますので、イレギュラーな発作が起きないかぎりはクエン酸の痛風の症状緩和は認められると考えても良いものと考えられます。